息子の夢はどこへ

息子が先月高校を卒業した。
彼はとてもスポーツが好きなので、夢はスポーツドクターになることだった。
なので学費のかかる医学部に向けて私は学資保険を積み立てたり、主人も自分の後継ぎができてとても喜んでいた。
そして彼は高校の4年間は大学病院でボランティアも続けた。
ところが名門校に進学が決まった今、彼の気持ちが変わったのだ。
昨日夕食の時の事。
息子が将来について話し出し、主人のアドバイスを聞いたりしていた。
ところが突然息子が「僕はもう医者にならないことにした。
4年間病院でボランティアをして分かったのは、病院とはとても気持ちが重たくなる陰鬱な場所だ。
僕は一生を憂鬱に過ごしたくない。
」と真剣に自分の考えを言ったのだ。
驚いたけど、それもそうだなと思った私達は、彼の人生なのだから自分で決めてよいと思っていたので反対することはしなかったが、結構がっかりした。
息子はこれから大学生活の2年間で自分が勉強したいことを探し、3年から専攻を取る。
病院を経験したからこそ、自分のやりたくないことだと悟ってくれたことは、親としては寂しいが、あとで後悔するよりもいいと思った。
何になってもいいけれど、決して後悔のないように生きてほしい。
将来家族を楽に養って行けるだけの経済力をつけて、自分の大好きなことを仕事にして頑張ってほしいものだ。